阪神・村上 “配置転換”を追い風に 今季防御率0・56の甲子園で仕切り直し「しっかり準備を」

笑顔でキャッチボールを行う村上（撮影・大森　寛明）

　今季全試合で先発してきた火曜日から木曜日に“配置転換”される阪神・村上は、「曜日が変わるだけなので。自分のやることは変わらない」と泰然自若で臨む考えを示した。この日は甲子園で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで調整。27日の中日戦（甲子園）に備えた。

　23日DeNA戦（同）が降雨中止となり、先発予定だった才木が25日の中日戦（倉敷）にスライドしたため、村上が11試合で2勝5敗だった火曜日から離れることになったが、それが追い風となりそうだ。甲子園では今季5試合1勝1敗ながら、防御率0・56と安定感抜群。“地の利”を生かし、仕切り直す好機が到来したとも捉えられる。「ずれるのは去年も経験していること。しっかり準備したい」と右腕。4月30日から遠ざかる白星に向け、前を向いた。