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突破目前でまさかの被弾…クロアチア モドリッチの執念実らず痛恨ドロー 決勝T進出“絶望的”に

スポニチアネックス / 2024年6月25日 6時45分

<欧州選手権 クロアチア・イタリア>試合後、引き分けに終わり落胆するクロアチア代表MFモドリッチ(左)を優しく抱き寄せるイタリア代表GKドンナルンマ(ロイター)

 ◇欧州選手権1次リーグB組 クロアチア1―1イタリア(2024年6月24日 ライプチヒ)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会1次リーグ第3戦、B組4位クロアチアが同組2位イタリアと1―1のドロー。勝利目前となった後半アディッショナルタイム、“ラストプレー”でまさかの失点。2分け1敗の勝ち点2で同組3位に浮上したが、決勝トーナメント進出の行方は他の組の結果次第ということになった。

 1次リーグ突破には勝利が“絶対条件”のクロアチアは主将の38歳モドリッチ(Rマドリード)が3戦連続のスタメン出場。第2戦アルバニア戦から4人変更。21歳のスチッチ(ザルツブルク)が今大会初めて先発起用された。

 するといきなりスチッチが好機を演出。開始5分、ペナルティーエリア手前27メートルの距離から思い切り良く左足一閃。強烈なミドルシュート放ったが、惜しくもGKドンナルンマ(パリSG)に弾かれゴールとはならなかった。

 その後は攻め込まれる場面が増えるも守護神GKリバコビッチ(フェネルバフチェ)が好守連発。同27分には自陣右CKの流れからフリーとなっていたバストーニ(インテル・ミラノ)にヘディングシュートを打たれるも、鋭い反応で弾き出しゴールを死守。前半を0―0で終えた。

 そして後半9分、クラマリッチのシュートがエリア内で相手のハンドを誘ってPKを獲得。ここでモドリッチがキッカーとして右方向へシュートを放つもGKドンナルンマに防がれ無得点。それでもモドリッチは集中力を切らさず直後の同10分、味方のシュートのこぼれ球に鋭く反応。左足でゴール左隅へと突き刺す鬼気迫るシュートを放ち、待望の先制ゴール。頼れる主将の今大会初ゴールが大一番で生まれた。

 このまま勝利すれば大逆転で1次リーグ突破が決まるところだったが、後半アディッショナルタイムに悪夢が待っていた。ドリブルで攻め上がったカラフィオーリ(ボローニャ)からのラストパスを受けた途中出場のザッカーニ(ラツィオ)に美しい弧を描くシュートを決められ、痛恨の失点。直後に試合終了のホイッスルが鳴り、突破目前だったイレブンは茫然自失。

 同組3位となり決勝トーナメント進出の可能性をわずかに残したが、勝ち点2のため敗退濃厚に。試合後には相手GKドンナルンマがショックの隠せないモドリッチを優しく抱きしめる場面もあった。

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