立正大が2部残留王手 侍ジャパン大学代表の飯山志夢が2安打2得点と活躍

＜順大・立正大＞初回、安打を放つ立正大・飯山（撮影・大城　有生希）

　◇東都大学野球2、3部入れ替え戦　立正大4―0順大（2024年6月25日　神宮）

　2部6位の立正大が3部1位の順大に快勝。残留に王手とした。

　侍ジャパン大学代表に選出された実力を遺憾なく見せつけた。今秋ドラフト候補の飯山志夢外野手（4年＝中央学院）は「1番・中堅」で出場し2安打2得点で勝利に貢献し「しっかりとバットを振り切った結果、ヒットにもつながって良かった」と汗を拭った。

　初回、いきなり中前打に運ぶと先制のホームイン。8回1死で立った第4打席では二塁手と中堅手の間にポトリと落ちる間に二塁を陥れる好走塁を披露。父で日本ハムの飯山裕志スカウト兼プロスカウトが現役時代に長く着けた「4」を背負ってグラウンドを駆け回り「積極的な走塁はいつも心がけています」と喜んだ。

　22日からは大学日本代表候補合宿に参加した。入れ替え戦のため、一日早く23日を最後にチームに合流したため、代表入りは後輩からの連絡で知り「ずっとそわそわしながら昨日は過ごしていた。選ばれたからには勝利に貢献できる結果を残したい」。まずはチームを2部へ残すため、「勝ちきるため、勝つことだけを考えてプレーしたい」とあす26日の2回戦を力強く見据えた。