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ソフトバンク・有原 7回1死まで無安打投球も…あと8人から4連打浴びる 敵地は歓声とため息で騒然

スポニチアネックス / 2024年6月25日 20時19分

<オ・ソ>力投するソフトバンクの先発・有原 (撮影・後藤 大輝)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク―オリックス(2024年6月25日 京セラD)

 ソフトバンクの有原航平投手(31)が25日、オリックス戦(京セラD)に今季12度目の先発出場。7回1死まで無安打投球を続けていたが、3番・太田椋内野手(23)に右前打を打たれ快挙を逃した。

 3―0の7回1死。87球目、直球が真ん中高めに甘く入った。太田に右前に運ばれ初安打を許した有原は淡々とした表情でロジンに手を伸ばした。

 敵地・京セラDから大歓声とため息がもれる中、続く4番・西川に右翼線を破られる二塁打を打たれ、さらに5番・紅林に左前に運ばれ1点を返された。相手の勢いは止まらず6番・森にも右前適時打を許し、ノーノーペースからまさかの4連打を浴び2点を失った。

 1死一、二塁とピンチが続いたが、7番・宗を遊飛に、8番・頓宮を空振り三振に斬り、何とか1点リードで7回を投げ終えた。試合は3―2で8回に入った。

 有原は6回まで2四球を許しただけの無安打投球。打線は3回に佐藤直が先制打、6回無死一塁からは今宮の犠打を、投手の曽谷が悪送球。無人の右翼をボールが転々とする中、今宮も生還する珍しいケースで2点を加点した。

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