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山崎八段 棋王戦本戦で弟弟子の澤田七段に敗れる 藤井棋聖に挑む7月1日の第3局を前に連勝ならず

スポニチアネックス / 2024年6月25日 20時52分

山崎隆之八段

 将棋の山崎隆之八段(43)が25日、大阪・関西将棋会館で第50期棋王戦挑戦者決定トーナメントに臨み、同じ森信雄七段門下の弟弟子・澤田真吾七段(32)に144手で敗れた。澤田は藤井聡太棋王(21)=王将など7冠=への挑戦権を争うトーナメント2回戦に進出し、斎藤慎太郎八段(31)と対戦する。

 振り駒の結果、山崎が先手になり戦型は後手・澤田の三間飛車へ進んだ。対戦成績はこれまで3勝3敗で、両者の対戦で振り飛車へ進んだのは17年4月、後手・澤田が四間飛車を選択した第58期王位戦挑戦者決定リーグ紅組以来7年ぶり。澤田が206手で勝利した前回同様、熱戦に進んだ。

 山崎が船囲い、澤田が片美濃囲いに構えた41手目、山崎が9筋の歩を突き返した。後手の突き越した歩への反発は、まさに自由奔放な山崎ワールド。澤田に9筋の歩を成らせる代償として右銀を進撃し、角頭を食い破って金銀交換に成功。飛車も成った。その後、王頭戦へ移り、澤田が角金交換で手にした角を成って王頭へ引き付け、次第に形勢をリードして押し切った。

 山崎は現在、第95期棋聖戦5番勝負で藤井に挑み、0勝2敗でカド番に立たされる。09年度王座戦以来15年ぶりのタイトル戦は7月1日、名古屋市の万松寺で第3局を迎える。後手番から向かい飛車の「変化球」を選択して敗れた第2局以降、17日のB級1組順位戦三浦弘行九段戦に続く連勝とはならなかった。

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