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藤本五段「意表を突かれた」 竜王戦決勝T初戦で渡辺七段に敗退 昨年度勝率・850が歴代4位の18歳

スポニチアネックス / 2024年6月25日 22時19分

藤本渚五段

 将棋の最年少棋士・藤本渚五段(18)が25日、東京・将棋会館で、渡辺和史七段(29)との第37期竜王戦決勝トーナメント開幕カードに臨み、77手で敗れた。

 昨年度成績が51勝9敗の勝率・850。・852で勝率1位賞の藤井聡太竜王(21)=王将など7冠=にわずかに及ばなかったが、歴代2位の藤井に対して4位に付けるとともに新人賞と最多勝利賞をダブル受賞した。竜王戦決勝トーナメントは藤本が6組、渡辺は5組優勝者としての出場。藤本は6組を6連勝してランキング戦初優勝、初の決勝トーナメント進出を果たしたが初戦敗退した。

 戦型は後手・藤本の得意戦法・雁木(がんぎ)に進み、角交換の後、渡辺の棒銀に攻め込まれて先行を許した。56手目、飛車を奪ったが、渡辺による3桂の攻めが急所に刺さり、72手目まで居王の自陣を攻略された。

 「序盤は矢倉を想定していた。意表を突かれた」。陣形整備の最中だった19手目、渡辺から3筋の歩を突き捨てられて開戦された。課題とする序盤の経験不足を改めて思い知る結果になった。

 竜王戦は前期、伊藤匠叡王(21)が5組から勝ち上がって藤井に挑戦した。7番勝負は0勝4敗で屈したが、若手が挑戦権獲得、さらには奪取までかなえてきた歴史、優勝賞金が4400万円と棋界最高でもあることから「竜王戦ドリーム」とも呼ばれてきた。

 昨年度の歴史的成績から、タイトル戦待望論すらある18歳。挑戦者争いが進行中のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)では、1次予選を4連勝して2次予選進出。初戦で、名人戦連続挑戦などの実績がある斎藤慎太郎八段(31)との対戦が決まっている。

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