【ボクシング】松本圭佑 V3も笑顔なし 「世界王者になれるわけがない」父・好二トレーナー怒り
スポニチアネックス / 2024年6月25日 22時32分
【プロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦 松本圭佑―藤田裕史 2024年6月25日 東京・後楽園ホール】フジテレビのスポーツドキュメンタリー番組「ミライ☆モンスター」出演で知られる日本フェザー級王者・松本圭佑(24=大橋)が挑戦者で同級8位の藤田裕史(34=井岡)に3―0判定勝ちで3度目の防衛に成功した。
フルマークの完勝にも試合後は反省の弁が口をついた。ランクが下の相手から一度のダウンも奪えず、2回には相手の左フックを被弾しバランスを崩すなど不完全燃焼に終わった。精神面での弱さを口にした松本は「メインイベンターとしての重圧を感じてしまった」と反省しきり。右ストレート狙いも早々と相手に読まれ「パズルがはまらなかった」と倒しきれなかったことを悔やんだ。
現在IBF世界9位、WBC世界13位に位置し、所属ジムの大橋秀行会長も「今日勝てば次は世界、という声も出ていたかもしれない」と“世界前哨戦”の内容に不満顔。セコンドにつく元日本、東洋太平洋同級王者の父・好二トレーナーも「最悪。この内容では世界王者になれるわけがない」と珍しく怒りをあらわにした。
好二トレーナーはインターバル中には「いい加減にしろ」と攻めあぐねる息子に活を入れる場面も。今年2月の「チャンピオンカーニバル」の同級1位前田稔輝(グリーンツダ)戦での内容が良かっただけに「今日の試合で台無しになった。ボクシングをやめた方がいいと思った。それくらいひどい内容」と切り捨てた。
思わぬ足踏みに松本は「周りの世界ランカーどうこうより、自分のボクシングと向き合う。もう一度ボクシングを始めた頃の初心に戻って、また一から出直したい」と誓った。
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