巨人・長野 通算1500安打に「感謝」 阿部監督「ちょっと遅いかな」も「やっぱり頼りになる」

＜D・巨＞9回、通算1500安打目を放った長野（撮影・藤山　由理）

　◇セ・リーグ　巨人3―2DeNA（2024年6月25日　ハードオフ新潟）

　15年目で節目の一打をマークした。2―1の9回1死二塁。代打で登場した巨人・長野が中前適時打を放った。通算1500安打は貴重な追加点を呼び「プロに入った頃には1500本も打てると思っていなかった。新潟で決められて良かった。支えてもらっている球団の方だったり、ファンの皆さんに感謝したい」と今季14本目の安打を振り返った。

　今季は代打の切り札の役割をこなしながら、ときにはスタメンで起用されることもある。阿部監督は「節目、ちょっと遅いかな」と笑いを誘うと「ベテランになっても声を出したり、やっぱり頼りになる」と称えた。

　2000安打まで500本。そんな問いに長野は「とりあえず1501本目を目指して頑張ります」とおどけた。（川島　毅洋）

　≪球団最年長達成≫長野（巨）が25日DeNA戦の9回に坂本から中安打を放ち通算1500安打を達成した。プロ野球138人目。初安打は10年3月27日のヤクルト戦で李恵践から。39歳6カ月での達成は09年山崎武司（楽）の40歳8カ月、同年緒方孝市（広）の40歳5カ月に次ぐ年長3位の記録。巨人在籍時の達成者としては11年高橋由伸の36歳3カ月を抜く最年長になった。