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野村謙二郎氏 初球の入り方が難しい中、攻めが光った森下―会沢の広島バッテリー

スポニチアネックス / 2024年6月26日 5時43分

<広・ヤ>雨が降る中、力投する森下(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 広島3-0ヤクルト(2024年6月25日 マツダ)

 【野村謙二郎 視点】ヤクルトは順位こそ下位とはいえ、本塁打がリーグ最多で、どの打順からでも長打が出る。加えて今回は各打者とも積極的に仕掛けてきた。チームとしてファーストストライクに狙いを絞ってきたのだろう。初球の入り方が難しい中、森下―会沢の攻めが光った。

 特に村上への投球は見事だった。2回は初球の内角カットボールで二飛に押し込み、4回もカットボールと直球を内角に続けて追い込み、3球目の外角低めチェンジアップで空振り三振。制球ミスなく内角、それもストライクゾーンを突いて意識させ、本来のスイングをさせなかった。

 4回の攻撃では3安打を集めながら無得点。直後の5回もテンポ良く6球で打者3人を抑え、嫌な流れを断ち切った。先制した6回は、なお2死二、三塁で8番・会沢。セオリーなら塁を埋めて投手勝負の場面。それまで2安打していた森下の存在が効いた。

 ロースコアの試合が多く、常に島内―栗林の継投では負担が増える。その意味でも大きな完封だった。大瀬良、床田を合わせて3人が防御率1点台以下。九里も状態を上げてきた。先発陣が刺激し合って相乗効果が生まれている。 (スポニチ本紙評論家)

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