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阪神・才木 8回1失点の力投も“火曜日の悪夢” 打線の援護なく自身の連勝は「8」でストップ

スポニチアネックス / 2024年6月26日 5時17分

<中・神>8回、板山(奥中央)に適時打を許した才木(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 阪神0-1中日(2024年6月25日 倉敷)

 痛すぎる終盤の失点だった。0―0で迎えた8回。2死から田中に初の長打を浴びた。カウント1―2から外角低めのスライダーをはじき返された一打は右翼線への三塁打。先発の才木は続く板山への3球目を悔やんだ。

 「打たれたことは悔しい。最後のところで、もうひと踏ん張り。踏ん張って投げられたかなというところで、打たれてしまった」

 カウント1―1から投じた内角低めのスライダーを捉えられた。6回までに2安打を献上していた元同僚に許した3本目の安打は右前への先制適時打。8回6安打1失点で降板した。4月7日ヤクルト戦以来、11戦ぶりとなる2敗目で自身の連勝は8でストップ。エース級との対戦が多い火曜日に、両リーグ単独トップの8勝を挙げている右腕を回して臨んだ一戦で惜敗を喫した。先発ローテーション再編は奏功せず、チームも今季火曜日は曜日別ワーストの通算3勝7敗2分け。ただ、岡田監督は「よう投げたよ」と投球内容に目を細め、今後も火曜日を任せるか、との問いに「そういうことや」とうなずいた。

 指揮官の言葉通り、決して責められる投球ではなかった。8年目右腕にとって今季初の火曜日に加えて初のナイター。1軍では初の地方球場のマウンドでも安定感を発揮した。「序盤はマウンドの感じと、フォークの感じが違うなというのがあった。(ただ)修正という部分はよかった。(初のナイターは)朝起きて、寝坊したと思った(笑い)」。序盤は決め球となるフォークの制球に苦しんだ。それでも粘った。4回は2死満塁の危機で加藤匠を速球で三振に仕留めるなど、フォーク以外の球種も駆使して無失点に抑えた。

 「(岡山開催を楽しみにしていた方へ)本当は勝ちたかったですけど。良い投球は見せられたのかなと」

 次は必ず――。最後まですがすがしい表情だった。エース級の働きを見せ続ける25歳の若虎。この夜の敗戦も次戦への糧となる。(山本 浩之)

 《梅野がバズーカ発動》梅野が強肩で才木をもり立てた。0―0の7回無死一塁、7番・加藤匠へ投じた初球に一塁走者・福永がスタート。鋭いストライク送球で刺した。中日がリクエストを選択したものの判定は変わらず。「(守備で)自分ができることはしっかりできた。(才木)浩人を助けられて良かった」と胸を張った。ワンバウンドのフォークに対する巧みなブロッキングも随所で披露。女房役は「明日に向けて準備したい」と前を見据えた。

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