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亀山つとむ氏 練習での準備、打席での必死さ 阪神打線は元チームメートの板山に学べ

スポニチアネックス / 2024年6月26日 5時17分

<神・中>8回、先制適時打を放つ板山(投手・才木)(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神0-1中日(2024年6月25日 倉敷)

 【亀山つとむ 視点】才木の力投に、野手陣は何を感じたのか。きょう26日からの試合で見せてほしい。8回1失点の投手を責められない。素晴らしい投球だった。

 守備では7回の梅野の盗塁阻止や8回の大山のファウルエリアでのダイビングキャッチなど見せ場をつくった。だが、何よりも才木を力づけるはずの援護点がない。1イニング3安打の4回も無得点で終わった。援護できなかった借りは打線全体で返す気持ちが欲しい。

 相手の小笠原もスキのない投球を展開していた。個々の打者も全くアカンという状態ではなかった。森下は第1打席で打ち取られたチェンジアップを2打席目はセンター返しで中前打にする修正力を発揮したし、佐藤輝も2安打。無安打の大山も打球が正面を突いたが、決して悪くない。近本、中野の1、2番が状態を上げれば、打線が機能する気配はある。この並びの打線で今は辛抱すべきだと感じた。零敗だから、またテコ入れする、というのは避けたい。

 いかに状態を上げるか。決勝打を放った板山が参考になる。試合では必死さが出ていたし、試合前のフリー打撃でもしっかりと打てていたのが目を引いた。練習でできないことを試合でやれるはずがない。練習でしっかり準備してこそ、結果も伴う。かつてのチームメートの姿勢に学べることがあるはずだ。(スポニチ本紙評論家)

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