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不動産コンサルタント マンション広告、写真取り違えに「購入者がいた場合、今後キャンセル、値引きを…」

スポニチアネックス / 2024年6月26日 10時22分

フジテレビ

 不動産コンサルタントの長嶋修氏が26日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)で、盛岡市紺屋町で高層マンション建設を進める「タカラレーベン」(東京)が、岩手県の「岩手山」が見える眺望をうたった物件のチラシに、誤って青森県の「岩木山」の写真を掲載した問題についてコメントした。

 岩手のシンボルとして愛される岩手山を取り違えたことに盛岡市側は「あり得ない」と立腹。同社は25日、内舘茂市長に直接謝罪した。チラシは今春着工した14階建てマンションのもので、遠くの岩手山と目前を流れる中津川の景観を売りにする内容だった。今月上旬から盛岡市内で各戸配布した。

 同社によると、広告制作会社が撮影した岩手山の写真をCG加工する際、誤って岩木山のネット画像を参考にし、そのまま不注意で参考画像を無断転載したという。

 番組では、歴史的な街並みが残る紺屋町に高層マンションが建てられることについて、景観への影響を懸念する声も出ていたと伝えた。タカラレーベンは、今後、近隣住民への説明会などを開く予定だという。

 長嶋氏は、不動産の価値を左右する要素として(1)駅近などの立地(2)部屋から見える眺望(3)部屋の間取り(4)共有部分の広さなどがあるとし、「今回のケースは前代未聞」と指摘。「新築マンションは眺望などを内見できずチラシなどを参考にして購入するので広告が重要。購入者がいた場合、今後、キャンセル、値引きを要求してくる可能性もある」とコメントした。

 高層マンションの建設を巡っては、東京・国立市の富士見通りと呼ばれる通りで、完成間近だった10階建てのマンションが急きょ解体されることが決まったばかり。国立市の周辺住民らから「富士山が見えなくなる」「景観が悪化する」などと不安視する声が上がり、建設業者の積水ハウスは「景観条例などの法令はクリアしていたものの、周辺への影響に関する検討が不十分だった」としている。

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