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大谷翔平 3戦ぶり複数安打 最遅弾の次は痛烈176キロ打 初回は球団歴代タイ9戦連続打点とする24号

スポニチアネックス / 2024年6月26日 10時30分

4回2死一、三塁から右前適時打を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース―ホワイトソックス(2024年6月25日 シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で2試合ぶりの一発となる24号を放った。この一発で今季メジャー最長、球団歴代タイの9試合連続打点とし、通算200本塁打まではあと5本とした。球団では1955年のロイ・キャンパネラ以来、69年ぶりの9試合連続打点となった。第3打席でも右前適時打を放って今季60打点とし、3試合ぶりのマルチ安打をマークした。

 豪快な一発の次は確実に走者を還す打撃だ。3―3で迎えた4回2死一、三塁。1ストライクから右腕フレクセンの内角低めカットボールを引っ張り込むと、109.5マイル(約176.2キロ)の痛烈な打球で一、二塁間を破って勝ち越し点をもたらした。

 大谷のバットがいきなり火を吹いた。初回、右腕のフレクセンに対してカウント2―2と追い込まれたが、外角のカーブを粘り腰でスイング。やや泳がされた形でとなったが、打球はフェンス際で右翼ファムのグラブに当たってギリギリでフェンスを越えた。バットを持ちながら打球を見て走っていた大谷は、一塁ベースを踏み忘れたため一塁ベースを戻って踏み直し。今季2度目、通算8度目の先頭弾を放った大谷はそこからダイヤモンドをゆっくり一周した。打球速度93.8マイル(約150.9キロ)はメジャー7年目で最も遅い打球速度での一発となった。

 ホワイトソックスが初回に3点を奪い、1―3と勝ち越されて迎えた3回は先頭打者。フルカウントから右腕フレクセンが6球目を投じようとしたところで大谷がタイムを取ったため、敵地ファンからブーイングが起きた。しかし、大谷はブーイングにも動じず、続く6球目の低めシンカーを見逃して四球を選んだ。1死後にはフリーマンに12号2ランが飛び出し、すぐさま同点に追いついた。

 第4打席は4―3の6回2死一塁の場面。ホワイトソックスベンチはここで先発右腕フレクセンから左腕バンクスに継投。この打席は内外角を幅広く使われ、フルカウントまで持ち込んだが空振り三振に打ち取られた。

 24日のホワイトソックス戦では自己最長となる4戦連発はならずに無安打に終わったが、2―0の9回1死三塁から犠飛を打ち上げ、自身が持つ日本選手歴代最長記録を更新する8試合連続打点をマーク。4月下旬にレッドソックス・アブレイユがマークした今季メジャー最長に並んだ。打率(.318)、本塁打(23)はリーグトップを維持しており、打点でもリーグトップのブレーブス・オズナに6打点差に迫った。

 22日のエンゼルス戦では古巣相手に自己最長タイの3戦連発となる23号を放ち、7戦6発の量産態勢に入った。2021、2023年には6月に月間MVPを獲得した「6月男」が、今月10本目となる一発を放ち、相性の良さを示した。

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