原菜乃華 来年前期「あんぱん」で朝ドラ初出演 ヒロイン妹役抜てきに「飛び跳ねるくらいうれしかった」

25年前期朝ドラ「あんぱん」でヒロインの妹・メイコを演じる原菜乃華

　女優の今田美桜（27）が主演し、ヒロイン・朝田のぶを演じる2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に、女優・原菜乃華（20）が出演することがわかった。26日、同局のドラマ公式X（旧ツイッター）で発表された。

　原が演じるのは今田演じるのぶの妹・メイコ（三女）。天真爛漫（らんまん）で、歌うことが好き、朝田家のみんなを幸せな気分にさせる存在。原は今作が初めての朝ドラ出演となる。

　「子どものころはおもちゃも食器も靴もパジャマもすべてアンパンマンなくらい大好きでした！」と原。「なので、初めての朝ドラ出演がこの『あんぱん』に決まったときは飛び跳ねるくらいうれしかったです」と抜てきに感激した。

　役柄については「私が演じるメイコはおっとりした性格で愛嬌（あいきょう）たっぷりの末っ子感のある可愛（かわい）らしい女性です。THE愛されキャラ！を演じるプレッシャーもありますが、明るく朗らかに楽しんで撮影できたらと思います」とし、「素晴らしいスタッフ、キャストの皆様とご一緒できるのが今から楽しみでなりません！精一杯がんばります！よろしくお願いいたします！！」と意気込んだ。

　朝ドラは「役者としていつかは出演してみたいと思っていた夢の場所」だとし、「たくさんの方に愛され続ける朝ドラの現場に参加させていただくのは身がしまる思いですが、思いっきり楽しんで、皆様の朝を明るくできるよう頑張ります！」と前を向いた。

　「アンパンマン」の好きなキャラクターは「しょくぱんまん様」だそうで「幼いころの私はしょくぱんまん様が登場するたびに、ドキンちゃんのようにドキドキしていました」と明かした。

　物語はのぶの故郷・高知から始まる。高知について「北川村にある『モネの庭』に行ってみたいんです！ラフティングも好きなので仁淀川で景色を楽しみながら遊びたいです！」と期待を膨らませた。

　国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしさんと妻・小松暢さんがモデルの物語。戦争を生き抜き波瀾（はらん）万丈の人生を送ったやなせさんと、支えた妻の愛と勇気を描く。ヒロイン・のぶの夫、柳井嵩（やない・たかし）役を北村匠海が演じる。漫画家夫婦をテーマにした朝ドラは2010年に放送された「ゲゲゲの女房」以来となる。

　クランクインは今年9月ごろを予定。