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レッドソックス吉田正尚 前戦から3打席連続安打も 悔やんだ第2打席 「もう少し精度を上げていければ」

スポニチアネックス / 2024年6月26日 12時46分

適時二塁打を放ち、ポーズをとるレッドソックス吉田正尚(AP)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は6月25日(日本時間26日)、ホームでのブルージェイズ戦に「6番・DH」で先発出場し、4打数1安打1打点1三振だった。チームは9-4で敗戦。吉田の打率は.240となった。

 吉田のバットが火を吹いたのは2回裏、主砲デバースのソロで先制した直後、無死3塁で迎えた第1打席。ブルージェイズの先発右腕ガウスマンがカウント1―1から投じた93マイルの4シームを奇麗に捉え、一塁手の頭上をライナーで超える適時二塁打となった。

 「初球の真っ直ぐに差し込まれてファウルだったので、ポイントを前に出した。フォークもあるピッチャーなんですけど、追い込まれるまではちょっとポイント前で打とうと思っていたので」という狙い通りの一打で、前日の第2、3打席に続いて3打数連続安打となった。

 これで勢いに乗るかと思いきや、第2打席目以降は左飛、遊ゴロ、空振り三振。特に2打席目の左飛は「打ち損じというか、ちょっと身体が開いた分、遅れた。ああいう打席をしっかり仕留められるようにしていかないと」と悔やんだ。

 まだエンジン全開とはいかないが、「いい打球もあるし、悪いのもある。まあそれは試合をやっていく中でいろいろ出ると思うので、もう少し精度を上げていければ」と前を向いていた。(ボストン・杉浦 大介通信員)

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