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米メディア 大谷翔平の記録的猛打を称賛「ハリウッド超大作のような素晴らしいスイングを見せている」

スポニチアネックス / 2024年6月26日 15時37分

<ホワイトソックス・ドジャース>初回、先頭弾を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース4―3ホワイトソックス(2024年6月25日 シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。4打数2安打2打点の活躍を見せ、チームは3連勝で今季50勝目を挙げた。第1打席で2試合ぶりの一発となる24号を放ち、今季メジャー最長、球団歴代タイの9試合連続打点。通算200本塁打まではあと5本とした。第3打席でも右前適時打を放って今季60打点とし、3試合ぶりのマルチ安打をマークした。

 米スポーツ専門局「ESPN」は大谷について「投手の仕事がなく、打者として成長中」との記事を投稿。ベッツが骨折で離脱した後の8試合で打率.419(31打数13安打)、5本塁打、14打点を記録しているとし「ドジャースでの1年目のシーズンも半ばを過ぎたが、大谷翔平は新しい環境にかなり慣れているようだ。ハリウッドの超大作のような素晴らしいスイングを見せている」と伝えた。

 大リーグ公式サイトは「大谷翔平は、ロサンゼルスでの1年目のシーズンの半分を終えただけで、すでにドジャースの記録にその名を刻みつつある」と69年ぶりに同一シーズン9試合連続打点の球団記録に並んだ快挙を伝えた。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「今季、トミー・ジョン手術から回復する間、大谷翔平が一刀流のスターになることには少なくとも1つの利点があると思われ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は春季キャンプでそのことをほのめかした。エンゼルスでの6シーズン中4シーズンを先発投手と指名打者として過ごし、ほぼ攻撃に専念してきた大谷は、エンゼルスでアメリカンリーグMVPを受賞した2021年と2023年よりもさらに強力な強打者になれるだろうか?数字はイエスと言っている」とMVPを受賞した過去2年を上回る可能性を指摘した。

 大谷はこの試合を終えて今季60打点とし、リーグトップ64打点のブレーブス・オズナ、フィリーズ・ボームの2人に4打点差。打率、本塁打はリーグトップをキープし、3冠王を狙える位置につけている。今季折り返しの81試合を終え、キャリアハイをマークした2021年の46本塁打を上回る48発ペースだ。

 大谷はこの日の試合後、好調の理由について「いい待ち方ができているのでいい結果に結びついている。いい構えの結果、ボール球を見送れているのでいい結果に結びついていると思います」と分析していた。

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