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元バレーボール日本代表・狩野舞子さん 共通点のある旧知の選手を絶賛「本当に凄い」「今の献身ぶり」

スポニチアネックス / 2024年6月26日 17時39分

狩野舞子さん

 元バレーボール日本代表の狩野舞子さん(35)が、26日までに自身のYouTube「マイコチャンネル」を更新。セッター岩崎こよみ(35=埼玉上尾)との共通点について語った。

 ネーションズリーグ1次リーグ福岡大会では副音声などを担当。男女チームを精力的に取材してきた。セッター・岩崎の話になり、「解説の中で“岩崎”って出てこないんですよ。私たちからすると、“冨永さん”なんですよ」と旧姓に苦戦させられたことを明かした。元日本代表の荒木絵里香さんも同じだったようで、「(荒木)絵里香さんがこよみに“冨永って言っちゃうんだけど”って言ってて。本人は“全然どっちでもいいですよ”って言ってたんだけど、まあでも今の登録名は“岩崎”だから、岩崎選手って言います」と続けた。

 中学時代から対戦してきた岩崎とは旧知の仲。「中学のときから、1つ下で同じ東京で。私は八王子実践、こよみは下北沢成徳で、ずっと試合も地区で当たっていて。一緒に韓国遠征とかも行ってて。そのときは誰よりもパワフルにスパイクを打つエースでしたから」と“エース”だったことも解説。そして、自身との共通点として「セッター転向」を挙げた。

 狩野はスパイカー、セッターを経て、現役最後はスパイカーに戻った。「私の場合は途中でスパイカーに戻っちゃったんで、本当に偉そうなことは言えないですし、言う資格はないんですけど、大変さは分かるわけじゃないですか」と転向の大変さを強調。「東京都でエースやってた人がセッターになっているんですよ。どんだけ決められなくなっちゃったんだっていう」と自虐するように言いつつ、すぐに「違う、違う、違うけど」と訂正した。「こよみは一回アキレス腱切ってるから、仲間ですよ」とケガの面でも共通点も取り上げた。

 「本当に凄いなって思いますよ。こよみの今の献身ぶり。ガンガン決めて引っ張っていく感じだったから」とプレースタイルの変貌を強調。出産を経て5年ぶりにA代表に復帰したベテランに「みんなを支える側になって、なんか今なんて出産もされて、みんなのお母さんに見えちゃうわけですよ。本当にみんなの面倒を見ているというか、見ててほほ笑ましいじゃないけど、凄いなって思います」としみじみと語った。

 18/19年シーズンに岩崎がイタリアでプレーしたことにも触れ、「セッターでですよ。それが私は凄いと思って、一番みんなとコミュニケーション取らないといけないポジションで、海外で。だってセッターなんて1チームに2人か3人いればいいわけだから、枠の少なさでいうと本当凄いと思う。それで獲ってもらえたってことが。努力の人です、本当に」と最後まで感心しきりだった。

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