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東農大が93年秋以来の1部復帰に逆王手! 自慢の打線が16安打6得点で快勝

スポニチアネックス / 2024年6月26日 18時38分

<駒大・東農大>4回、2ランを放ち、ナインとハイタッチをする東農大・古川(左から2番目)(撮影・五島 佑一郎)

 ◇東都大学野球1、2部入れ替え戦 東農大6―2駒大(2024年6月26日 神宮)

 2部1位の東農大が1部6位の駒大に快勝し93年秋以来、31年ぶりの1部復帰に逆王手をかけた。

 自慢の打線がようやく目覚めた。1回戦で2安打に封じられたのがうそのようにつながり16安打6得点。リーグ戦も含めて初本塁打を放った1番・遊撃の古川朋樹内野手(4年=神村学園)は「レフトを越えるぐらいかなと思ったのでまさか入るとは」と喜んだ。

 まさにどん底からはい上がってきた。昨春は最下位に終わるとその後の大正大との入れ替え戦に敗れて3部降格。しかし、秋にすぐさま2部復帰を果たすと今春は00年秋以来、24年ぶりに2部で優勝。1部復帰への挑戦権をつかんだ。前日とは見違えるような活躍を見せたナインに北口正光監督も「昨日の反省も踏まえて個々が考えてプレーしてくれた」と称え続けた。

 あす27日の3回戦の勝者が今秋、1部で戦う権利を得る。「明日勝たないと意味がない」と古川。勢いだけじゃない。1部で戦える実力があることも証明してみせる。

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