「雨の慕情」で打席登場の阪神・大竹 雨々ふれふれ…本当に降ってきた！

＜神・中＞6回、大竹は細川（後方右）に同点ソロを浴びる（撮影・須田　麻祐子）

　◇セ・リーグ　阪神－中日（2024年6月26日　甲子園）

　「言霊（ことだま）」は存在した！？

　阪神・大竹耕太郎投手（28）は今季の打席登場曲に、故郷・熊本県のレジェンド歌手である八代亜紀さんが歌う「雨の慕情」を使用している。先発した中日戦の3回に巡った第1打席、「雨々ふれふれ　もっとふれ」というあの有名な歌詞に背中を押され、左打席へ。結果は空振り三振も、6回にまさかの展開が…。

　何と、本当に雨が降ってきたのだ。昨季から「雨男」として名をはせる左腕。だがこの雨は“涙雨”だった。1―0の2死から、4番・細川に右翼ポール際へ同点ソロを被弾した。