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ロッテ・益田 球団新228セーブ到達!小林雅英超えに「俺の記録超えてから文句言え、と言われたので」

スポニチアネックス / 2024年6月26日 20時35分

<ロ・楽>球団新の228セーブ目をマークした益田(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ ロッテ―楽天(2024年6月26日 ZOZOマリン)

 ロッテの益田直也投手(34)が26日、楽天戦(ZOZOマリン)で4―1の9回に登板して今季10セーブ目を挙げ、小林雅英の球団最多記録を更新する通算228セーブに到達した。

 34歳守護神が球団新記録をマークした。1999年から2007年までロッテに在籍し「幕張の防波堤」の異名を取ったレジェンドの記録をついに抜き去った。

 3点リードの9回に5番手でマウンドに上がると、4番・浅村を直球で右飛、鈴木大はスライダーで左飛に打ち取ると、最後は渡辺佳を直球で空振り三振に仕留めて右拳を握った。

 試合後は今季初勝利の中森、2打席連続2ランのポランコとともにお立ち台に上った益田は「特に、あの、勝って終わったのでよかったと思います」と“らしい”コメント。15~18年に投手コーチも務めた小林雅さんの球団記録を抜いたことを聞かれると「(小林雅さんが)コーチの時によく“俺の成績を超えてから文句を言え、このクソボケ”と言われていたので、一度連絡してみようと思います」と話しスタンドの笑いを誘った。

 入団1年目の2012年に初セーブを挙げるとその後2015年以外は毎年セーブを積み重ね、ロッテ一筋プロ13年目、723試合目で球団史に名を残すセーブを挙げた。「僕の記録よりチームの勝ちのほうが大事だと思うので、今日勝てて本当によかった」とポーカーフェースで喜びを語り、「自分が成功した記憶より失敗した記憶のほうが頭に残っているので、それは皆さんもだと思うんですけど。残り試合僕の成功した記憶を皆さんの頭の中に残せるようにこれからも頑張りたい」と話した右腕。

 記念のボールは中森と譲り合う形になったが、「僕はいらないので、中森にと思ったんですけど。中森さんがもらってくださいと言ってくれたのでいただきたいと思います」とユーモアたっぷりに裏話を披露。「個人じゃなくてチームが勝てばそれでいいと思うので、チームの勝ちを優先して、腕がちぎれてもいいぐらいしっかり投げようと思います」と熱い言葉を口にし、ファンの歓声を浴びた。

 通算228セーブは、小林が巨人で2010年に挙げた1セーブを加えた数字に並んでプロ野球歴代9位タイ。ちなみに歴代1位は岩瀬仁紀(中日)の407セーブ、2位は高津臣吾(ヤクルト)の286セーブ。

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