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鹿島はG大阪と痛み分け DF濃野「自分が決めていれば勝てた試合」決定機逸を悔やむ

スポニチアネックス / 2024年6月26日 22時42分

<鹿島・G大阪>前半、宇佐美(左)と競り合う濃野(撮影・篠原岳夫)

 ◇明治安田J1リーグ第20節 鹿島0―0G大阪(2024年6月26日 カシマスタジアム)

 2位の鹿島はホームで3位のG大阪と0―0で引き分け、3試合連続ドローとなった。前半からチャンスの数で上回り、相手の5本を大きく上回るシュート12本を放ったが、最後の精度を欠いた。

 DF濃野公人は「自分が決めていれば勝てた試合。悔いしか残っていない」と唇をかんだ。前半25分、ペナルティーエリア内でFW鈴木優磨が相手DFからボール奪取。ゴール前でラストパスを受けた濃野がGK不在のゴールに右足で蹴り込んだが、DF中谷進之介のシュートブロックに阻まれた。「相手がいないと思って枠にいれることを考えて打ったが、相手がいた。決めないといけない場面だった」と悔しさをにじませた。

 相手ペースとなった終盤はしぶとく守って4試合ぶりの無失点。連続不敗記録を11に伸ばしたが、勝ち点で並ぶG大阪との上位対決で痛い足踏みとなった。この日57歳の誕生日を迎えたポポヴィッチ監督は「前半で決定機はいくつもあった。外す方が難しいんじゃないかというシーンもあったと思う」とポツリ。

 一方で「継続して攻撃面で我々の良さを見せ続けられていることは、非常に手応えを感じている」と前向きに総括していた。

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