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令和ロマン 史上初M―1連覇へ、出場明言 トロフィーに「〃」刻印願う

スポニチアネックス / 2024年6月27日 5時3分

優勝トロフィーを指さす「令和ロマン」高比良くるま(中央)と松井ケムリ(右)

 漫才師日本一決定戦「M―1グランプリ2024」の開催会見が26日、都内で行われ、昨年優勝した令和ロマンが出席した。史上初の連覇を目指し、今大会のエントリーを明言。高比良くるま(29)は歴代コンビ名が刻まれた優勝トロフィーを前に「史上初のちょんちょん(〃)が見たい」と前回王者にしかできない省略文字での刻印を願った。

 20回の節目を迎える今大会は、8月1日から1回戦が順次スタート。令和ロマンは2回戦から登場する。昨年、事前に交わした約束から賞金を相方に譲った松井ケムリ(31)は「今年のモチベーションは去年奪われた1000万円を取り返すこと」と気合。司会を務めた麒麟の川島明(45)から「貧乏ですからね」と向けられると、ケムリは「貧乏なわけねーだろ。パパは大和証券の副会長だぞ!」と返して笑いを誘った。大会に向けすでにネタ選びを始めているといい、くるまは「去年は僕がいっぱいしゃべったので、今年はケムリイヤーにしたい」と戦略の一端を明かした。

 ともに慶大のお笑いサークル出身。M―1優勝に加え、新たな漫才の潮流を象徴する存在としても注目を集めるが、2人は「自分たちの世代でやってるものをやる」との考えでテレビ出演を控えてきた。一方、YouTubeなどは積極的に活用。お笑い関係者は「漫才師としての活動にしっかりこだわっている」と語る。

 実際、優勝後も劇場には積極的に出演。月の半分はステージに立っている。今年に入ってからも若手の登竜門「ABCお笑いグランプリ」にエントリー。M―1王者史上初の出場と話題になった。王者としての重圧もある中、7月7日に行われる決勝に見事進出。ネタ磨きに余念がない。

 この日の会見にはトム・ブラウンやロングコートダディら過去に決勝に進んだ結成15年のラストイヤー芸人がそろい踏み。くるまは「トリッキーな組がラストイヤーを迎える時にどういった大会のムードになるか」と早くも分析。異色の王者が前人未到の頂へ挑む。(前田 拓磨)

 ≪王者再出場 過去最高は決勝2位≫過去にM―1に再出場した王者は3組。優勝翌年に参加し連覇を目指した「NON STYLE」「パンクブーブー」はともに敗者復活から決勝進出し、3位という結果だった。前年を超えるネタが求められるだけに、連覇のハードルは極めて高い。優勝から3年後に出場した「フットボールアワー」は決勝2位という成績だった。

 ≪双子コンビダイタク初決勝狙う≫双子コンビ「ダイタク」はラストイヤーで初の決勝進出を狙う。過去5回準決勝進出も、決勝には進めていない。兄の大(39)は「本当に恥ずかしいです」と悔しさを吐露。弟の拓(39)は「今年は良いと思います。冬にかけて似てくるって言われているんですけど、今年は春から似ている」と双子ならではの感覚で自信をアピール。息のあった掛け合いで史上初の“双子の決勝進出”も目指していく。

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