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ドジャース・大谷 3年ぶり本塁打競争「やりたい気持ちはある」 例年より肉体的負担は軽減

スポニチアネックス / 2024年6月27日 1時31分

試合後の囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之)

 ◇インターリーグ ドジャース4―3ホワイトソックス(2024年6月25日 シカゴ)

 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回はオールスター戦前日恒例の本塁打競争への参加について、態度を保留した大谷の心情に迫った。

 7月16日(日本時間17日)の球宴前日恒例の本塁打競争に出場するのか、否か。ナ・リーグ本塁打王争いを独走する大谷に、大リーグ機構からオファーが届くのは間違いない。

 大谷は「まだ分からない。まずオファーがないのでそれから」とした上で、「リハビリをやっているので、ドクターやトレーナー、チームの許可が必要」と現状を説明した。

 昨年9月に右肘を手術し、投手としてはリハビリ過程にある。21年に初出場した際は、酸素が薄い高地のデンバー開催だったことを差し引いても肉体的負担を実感。その影響か、同年は本塁打数は前半戦の33から、後半戦は13に激減した。

 一方で「もちろんやりたい気持ちは、どの選手もそうだと思うけどあると思うので。そういう他の部分との兼ね合い次第」とも語った。21年は「単純に日本人が出ているところを見てみたかった」とも語り、日本選手初優勝への魅力を感じていた。二刀流で現代野球の常識を覆し、昨年は日本選手初の本塁打王に輝いた。日本選手初のホームランダービー優勝も、先駆者として新たな勲章には映る。

 打者専念の今季は、投打同時出場よりも肉体的負担は軽く、リハビリ中であることを除けば、例年より出場へのハードルが低いことは事実だ。既にメジャートップ29本塁打のヤンキース・ジャッジは不参加を表明している。ドジャースとしては、出場してほしくないのが本音だろう。持ち時間内での本数で競う現行のルールは、やはり選手への負担が大きすぎる。スター選手たちみんなが栄誉に感じて出場できるように、先を見据えてもルールの再考が求められる。

 ▽大谷とホームランダービー 球宴初選出された21年に出場。1回戦でナショナルズ・ソトと対戦し、2度の延長戦を繰り広げた末、28―31で競り負けた。打球が飛びやすい高地のデンバー開催で、500フィート(約152.4メートル)超の特大アーチを1回戦でトップの6本も放ち沸かせた。22年は後半戦開幕日に先発登板するため、23年は球宴直前の登板で割れた右手中指の爪とマメができた影響で出場を断念した。

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