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阪神・岡田監督「戻ってしもうたなあ」前日の打線評価一転「フライアウトばっかりやったで」

スポニチアネックス / 2024年6月27日 5時17分

<神・中>阪神・岡田監督(撮影・須田 麻祐子)

 ◇セ・リーグ 阪神1-1中日(2024年6月26日 甲子園)

 貧打脱却の“予兆”は幻だったのか…。阪神の得点は佐藤輝の先制適時三塁打の1点のみ。終盤に訪れた再三の好機にもあと一本が出ない展開に、岡田監督の表情もさえなかった。

 「(打線の状態は悪い方に)戻ってしもうたなあ。フライアウトばっかりやったで、今日(26日)は」

 前日25日は0―1と今季10度目の零敗を喫したものの、その試合後の指揮官は「今までのゼロとはちょっと違うよな。内容的には最近ではまだ良かったよ」と、打撃内容、打球の質から、打線が「底」を抜けたことを示唆していた。そうして迎えた一夜明け。舞台を甲子園に移したカード2戦目。監督の“予言”通り、序盤からの快音連発…に期待は膨らんだが、グラウンド上には厳しい現実が待ち受けていた。

 「ポップフライばっかりやん。足のあるもんがな。足を生かせばいいのにな」

 眼前では、球威に負け、差し込まれて凡飛に打ち取られるシーンが繰り返された。延長12回までに飛球アウトは16個を数えた。特に近本、中野の1、2番コンビは計12打席に立って、出塁したのは中野が延長10回に放った右中間への二塁打の1度のみ。近本は6年目で初となる1試合6度の凡退を喫した。得点の起点となるべき快足コンビの“沈黙”に、岡田監督も「(得点が)入るわけないやん」と怒気をはらませた。

 悔やまれるのは2度のサヨナラ機。9回は1死満塁としながら代打・渡辺が空振り三振に倒れ、小幡も中飛に打ち取られた。続く10回も2死走者なしからつくった一、三塁で、大山が三ゴロに凡退。延長12回1死満塁のピンチをしのいで迎えた最後の攻撃も、あっさり3者凡退に倒れた。

 終わってみれば、12イニングで打線は8安打1得点。11試合連続の1桁安打は、阪神での岡田政権ワーストだ。ようやく光が見えたはずの猛虎打線が、再び下降線をたどることだけは避けたい。(遠藤 礼)

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