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「彼は右肘のリハビリ中」大谷翔平のHRダービー参加にドジャース指揮官は慎重姿勢「個人としては応援」

スポニチアネックス / 2024年6月27日 8時25分

試合前にメディア取材に応じたドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が26日(日本時間27日)、敵地でのホワイトソックス戦を前にメディア取材に対応。大谷翔平投手(29)のホームランダービー参加について言及した。

 オールスター戦前日恒例の本塁打競争への参加について、大谷は前日の同戦後に「まだ分からない。まずオファーがないのでそれから」とし、「リハビリをやっているので、ドクターやトレーナー、チームの許可が必要」と現状を説明した。

 その上で「もちろんやりたい気持ちは、どの選手もそうだと思うけどあると思うので。そういう他の部分との兼ね合い次第」とも語った。

 指揮官は、大谷の発言を受け「もし翔平がホームランダービーに出場するのであれば、野球界にとって素晴らしいこと」と歓迎したものの「ただ、監督、ドジャース側としては、もっと慎重になり、スイング数が増え、強度が増すという事実に対して用心深くならなければならない。彼は右肘のリハビリ中です」と慎重姿勢も崩さなかった。

 そして「私個人としては、選手の判断に任せて、翔平が何をしようとも応援するだけ」と参加するのであれば、全力で応援するとも語った。

 ホームランダービーをめぐっては、大谷は球宴に初選出された21年に初出場。1回戦でナショナルズ・ソトと対戦し、2度の延長戦を繰り広げた末、28―31で競り負けた。打球が飛びやすい高地のデンバー開催で、500フィート(約152.4メートル)超の特大アーチを1回戦でトップの6本も放ち沸かせた。22年は後半戦開幕日に先発登板するため、23年は球宴直前の登板で割れた右手中指の爪とマメができた影響で出場を断念している。

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