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出る?出ない?大谷翔平 HRダービー参加めぐり改めて言及 指揮官は「右肘リハビリ中」と慎重姿勢

スポニチアネックス / 2024年6月27日 12時31分

試合後、メディアの取材に応じる大谷翔平(撮影・柳原 直之)

 ◇インターリーグ ドジャース4-0ホワイトソックス(2024年6月26日 シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場し、2試合連続となる25号先頭打者アーチを放ち、球団新記録の10試合連続打点をマーク。チームの4連勝に貢献した。試合後、改めてホームランダービーの参加について言及した。

 オールスター戦前日恒例の本塁打競争への参加について、大谷は前日25日(同26日)の同戦後に「まだ分からない。まずオファーがないのでそれから」とし、「リハビリをやっているので、ドクターやトレーナー、チームの許可が必要」と現状を説明した。

 その上で「もちろんやりたい気持ちは、どの選手もそうだと思うけどあると思うので。そういう他の部分との兼ね合い次第」とも語った。

 ただ、この日の試合前にデーブ・ロバーツ監督が大谷の発言を受け「もし翔平がホームランダービーに出場するのであれば、野球界にとって素晴らしいこと」と歓迎したものの「ただ、監督、ドジャース側としては、もっと慎重になり、スイング数が増え、強度が増すという事実に対して用心深くならなければならない。彼は右肘のリハビリ中です」と慎重姿勢も崩さなかった。

 大谷はこの日の試合後、改めて出場意思を尋ねられ「昨日の今日なので、まだそこまで考えてないですし、正式にいろいろな人と相談して決めたいなと思います」と語るにとどめた。

 ホームランダービーをめぐっては、大谷は球宴に初選出された21年に初出場。1回戦でナショナルズ・ソトと対戦し、2度の延長戦を繰り広げた末、28―31で競り負けた。打球が飛びやすい高地のデンバー開催で、500フィート(約152.4メートル)超の特大アーチを1回戦でトップの6本も放ち沸かせた。22年は後半戦開幕日に先発登板するため、23年は球宴直前の登板で割れた右手中指の爪とマメができた影響で出場を断念している。

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