2児のパパ・井上芳雄 長男はプロのバレエダンサーに「親のネームバリューとか使ってほしいんですけど」

井上芳雄

　ミュージカル界のプリンス、ミュージカル俳優の井上芳雄（44）が27日放送のフジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）に出演。2人の息子の子育てについて明かした。

　この日はゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーにNHK「おかあさんといっしょ」で、19代目「うたのおねえさん」を務めた歌手で女優のはいだしょうこ（45）とともに登場。

　19歳と6歳の男の子のパパである井上。視聴者からの「子育て完ぺきっぽい」というイメージに「△」の札を挙げつつ、「上の子はもうすぐプロのバレエダンサーになるので。同じところではないんですけど、似たようなジャンル。小学生ぐらいからバレエを習ってたんで、もちろん送り迎えをしたりとか応援はしていたので、そこは上手くいったのかなという気はしますね」と満足げに語った。

　職業としてバレエダンサーを選んだ息子に「なんかバレエをずっとやっていたけど、それが職業になるかっていうのは別。似たような職業だから“この世界甘くないんだぞ！”って言ってら、気付いたらバレエダンサーになることが決まっていて、“お前すげえな！”って」と息子とのやり取りを明かした。

　「将来的には共演したいか？」との質問に「一応、親のネームバリューとか使ってほしいんですけど」とポツリ。「息子の側に全然使うつもりがないので、たくましいなと思うんですけど。こっちで“バレエダンサーになるんですよ！”って話を毎回して、本人に嫌がられて。逆にバレエで俺を使ってくれって」と苦笑いを浮かべた。

　6歳の息子については「かわいいんですけど、何を見ても“買って！”“買って！”って言うんですよ。僕も言われるたびに全部買いたくなる。そこはそういうわけにはいかない。買う時もあるけど、“今日は買えないよ”って、どうすればいいのが難しいな、って」と子育ての悩みを告白。「買ってあげたくてたまらない時もあるんです。ルールができなくて」とぼやいた。

　そんな姿に、妻で女優の知念里奈は「凄い冷静な目で見てて、やり取りが終わった後に“今日、絶対買うべきじゃなかったよね”って」と苦笑。「そこがちょっと気まずい」と話していた。