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まさにダイヤの輝き!アマ3冠の吉良大弥(だいや)がプロデビュー戦で1回KO勝利

スポニチアネックス / 2024年6月27日 21時14分

初回KO勝利を飾った吉良

 ◇プロボクシング スーパーフライ級6回戦 吉良大弥 <1回1分58秒> KOコムサン・カエウルエアン(タイ)(2024年6月27日 東京・後楽園ホール)

 アマチュアボクシングでアジアジュニア選手権50キロ級、高校選抜、インターハイでそれぞれ優勝の実績がある吉良大弥(だいや、21=志成)が1回KOでプロデビュー戦を飾った。

 開始から得意の接近戦でアッパー、ボディーに強打をたたきこみ、最後はコーナーにおいつけ左ボディーで仕留めた。「ほっとしています。短い時間に自分のやりたいことを凝縮できた。そういう意味では100点をあげてもいいと思う」と満足そうに振り返った。

 もともとプロ志向が強くパリ五輪出場への道が断たれたこともあて東農大を2年で中退。大学の先輩であるWBA世界スーパーフライ級王者、井岡一翔(志成)の勧めもあり、同じジムに入門した。5月25日から6月16日までは、7月7日に試合を控える井岡の米ラスベガス合宿に参加。週2、3回1日4ラウンドのスパーをこなしデビュー戦に備えた。

 プロのスピード感に戸惑うことなく、どっしりと構えて強打を打つことをテーマに掲げ、思惑通り試合を運んだ。今後を目標を問われると「すぐにタイトルマッチをやりたい気持ち。常に1番を目指していきたい」と目を輝かせた。

 世界王者も通過点、井岡についても「そこを超えないといけない」と言葉に力を込め「パウンドフォー・フォー・パウンド(PFP)1位を目指している」と続けた。

 名前のごとくリング上でキラリと輝く原石の野望は大きいが「インタビューは1点でした」と反省し、周囲を笑わせた。

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