阪神・佐藤輝「なんとか先の塁に進めたらよかったですけど…」 5回に積極走塁も…紙一重でアウト

＜神・中＞7回、2点適時打を放ち、ベンチに向かってポーズを決める佐藤輝（撮影・北條　貴史）

　◇セ・リーグ　阪神8－1中日（2024年6月27日　甲子園）

　阪神・佐藤輝は7回にタイムリーを放つなど、3打数2安打3打点で勝利に貢献した。

　5回1死では、左中間へはじき返すと一気に二塁を狙った。頭から滑り込み、必死に右手を二塁ベースに伸ばしたが、判定はアウト。リプレー検証でも判定は変わらなかった。それでも積極走塁を披露し「ヒットが出てなかったので、なんとか先の塁に進めたらよかったですけど…アウトになっちゃったので次はもっといい判断ができるようにしたいと思います」と振り返った。

　2点リードした直後の7回無死二、三塁では左前適時打をマーク。8回無死二、三塁では今季初の犠飛で追加点を奪い、「チャンスだったので点が入って良かった」と胸を張った。

　6月最後の甲子園でのゲームを終え、28日からヤクルトとの3連戦に臨む。「きょうみたいにしっかり打って勝ちたいと思います」と力強く言った。