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ソフトバンク・東浜「初回の投球がすべて」 通算1000投球回「通過点として、まだまだ頑張りたい」

スポニチアネックス / 2024年6月28日 6時1分

<オ・ソ>先発して初回を終え、通算1000投球回を達成したソフトバンク・東浜(撮影・亀井 直樹)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク1-3オリックス(2024年6月27日 京セラD)

 プロ野球史上371人目の1000投球回達成にも、笑顔はなかった。ソフトバンクの東浜が27日のオリックス戦で立ち上がりに泣き2敗目を喫した。

 10安打を浴びながらも終わってみれば粘りの投球で6回3失点に抑えた。ただ、34歳のベテラン右腕は「初回の投球がすべてだと思います。森選手のホームランはもちろんですが、その後の3点目を取られた場面を何とかしなければいけなかった。悔いの残る投球になってしまった」と反省の言葉を並べた。

 初回、先頭の福田を遊撃内野安打で出塁させ続く森に右翼への先制2ランを浴びた。なおも太田、紅林に中前打を浴びて1死一、三塁とされた。ここで6番・西野を二直に抑えて1000投球回記録に到達。踏ん張りたかったが、続くセデーニョにスライダーを捉えられ中前適時打。「あそこで重い雰囲気にしてしまった」と反省する3点目を許した。

 今季は常時6人以上の先発投手でローテーションを回しており、東浜でさえ、間隔が空きながらの登板。6回1失点で3勝目を挙げた前回15日の阪神戦から中11日と調整の困難さはあるが「言われたところでしっかりしたものを出す」と言い訳にしない。節目の記録についても「積み重ねてきたものは変わらない。通過点としてまだまだ頑張りたい」と力に変えるつもりだ。

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