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亀山つとむ氏 大山は全体を乗せる存在だと改めて証明 勢いづくのに不可欠な近本はいい状態で戻ってほしい

スポニチアネックス / 2024年6月28日 5時18分

<神・中>7回、左前に先制適時打を放ち、筒井コーチとグータッチをかわす大山(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神8-1中日(2024年6月27日 甲子園)

 【亀山つとむ 視点】これだから野球は面白い。試合の中で劇的に打球が変わる。初回無死一、三塁を逃し、5回の佐藤輝の二塁突入もアウト判定が変わらなかった。深刻だと思っていたら、7回から見違えた。

 梅津の野選ミスに大山がしっかりと食い込んだ。均衡を破る左前適時打で打線を重い荷物から解放。前川も佐藤輝も肩の力が抜けて快打を連ねた。自分の数字のことは脇に置いて、これからも勝負どころの1本だけに集中してほしい。大山は全体を乗せる存在だと改めて証明した。

 7、8回に連続適時二塁打の前川はいい状態を迎えている。7回は課題の左投手からプロ初長打、8回の中越えの打球は彼ならではの1本だった。多少上体が前に出ていても、ヘッドが走るところで球を捉えているから打球が伸びる。一番直球に対応できているのが前川で、力負けせず振れているから、これからも期待ができる。

 あとは先発を外れた近本がいかに状態を戻すか。本来の1番だけでなく、チーム事情で3番、4番に座った疲れが最近の不振の原因だと思う。本当に勢いづくには不可欠な存在。リフレッシュを図り、いい状態で戻ってほしい。いい仕事をした島田の存在も刺激になる。(スポニチ本紙評論家)

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