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6回3失点のカブス・今永昇太「先週の反省を今週に生かそうと」前回10失点の悪夢からきっちり修正

スポニチアネックス / 2024年6月28日 8時23分

ジャイアンツ戦に先発したカブス・今永(AP)

 ◇ナ・リーグ カブス5-3ジャイアンツ(2024年6月27日 サンフランシスコ)

 カブスの今永昇太投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発し、6回5安打3失点で勝敗は付かなかった。チームは延長戦の末、勝利し連敗を4で止めた。

  メッツから加入したニドと初バッテリーを組んだ今永は、右打者9人を並べたジャイアンツ打線に対し、5回までわずか1安打。3回には先頭・アーメドに対し、渡米後最速となる94・6マイル(約152・2キロ)を計測した。

 ところが、3-0の6回に落とし穴が待っていた。2本の安打で2死一、二塁のピンチを招くと、ソレアにエンタイトル二塁打を浴び失点。なおも2死二、三塁から自身の暴投で2点目を失って1点差に迫られると、2死三塁からマトスのボテボテのゴロが二塁への適時内野安打に。一気に3点を失って同点に追いつかれた。

 試合後、今永は「出力を落として相手を抑えられるほどの技術はないので、先週の反省を今週に生かすということでやりました」と振り返った。

 そして「3-0だったので、できれば3点差を保ったまま、リリーフ陣につなげるってことをしたかったんですけども、それは自分の力がなかった」と同点に追いつかれた6回を悔やみ「ポーンと失点してしまった。もっと工夫できることがあったのかなって思いますし、自分からミスしてしまったので、次は自分からミスしないように」と悔やんだ。

 それでも「やはり(カード)4連敗と、1勝3敗じゃ違うのでここで自分が投げた試合で1勝できたことは(よかった)」とチームの勝利に安堵した。

 前回21日(同22日)のメッツ戦は3回0/3を投げ、メジャーワーストの11安打10失点と打ち込まれ2敗目。試合後、球速があまり出なかったことを問われ、立ち上がりはあえて出力を抑えて、直球を生かすプランを持って臨んだが、「エンジンをかける前に打たれてしまった」と反省した。

 試合は延長戦の末、カブスが勝利し、連敗を4で止めた。

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