浦和に完全移籍のFW二田理央が合流 ヘグモ監督「ヨーロッパで経験を積んだ若い選手が…」

浦和・ヘグモ監督

　浦和のマティアス・ヘグモ監督が28日、ホーム・磐田戦（30日、埼玉）に向けたオンライン会見に出席。オーストリア2部のザンクトペルテンから完全移籍で加入したFW二田理央（21）について言及した。

　「ヨーロッパで経験を積んだ若い選手が日本に帰ってきて浦和に加入してくれたことを、うれしく思う。コーチングスタッフも彼を練習で見ることを非常に楽しみにしている。本日、合流したが、軽いトレーニングのみにした」

　二田は鳥栖ユースから21年にトップチームデビューを果たした。その後はオーストリア2部バッカー・インスブルックなどでプレー。22年8月に同2部のザンクトペルテンへ期限付き移籍し、昨季、完全移籍した。ヘグモ監督は「浦和でプレーする若手が、その中で成長し、魅力的な選手になっていけばクラブとしても若い選手にとって浦和に行きたいという魅力のあるクラブになると思う」とスピードや決定力、ハードワークを武器にするストライカーに期待した。

　次戦は磐田戦。5月の敵地での一戦では1―1で引き分けだった。「前回の対戦から比較すると何人かケガ人が出ていたりしているが、ジャーメイン（良）が戻ってきている。ローディフェンスが得意なチームになってきている。そこからのカウンターができている」と警戒。「我々がボールを持つ試合になるのかなと予測している。サイドチェンジをしながら1対1や2対1の場面を作りたいと思う」と見据えた。