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【陸上】7位のドルーリー朱瑛里「悔しさ」味わった初の大舞台 異次元の田中希実は「本当に尊敬できる」

スポニチアネックス / 2024年6月28日 21時12分

<陸上日本選手権第2日>女子1500メートル決勝に臨んだ田中希実、ドルーリー朱瑛里(右から)(撮影・小海途 良幹)

 ◇陸上・日本選手権第2日(2024年6月28日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪の代表選考会を兼ねて行われ、女子1500メートルで日本選手権初出場のドルーリー朱瑛里(しぇり、16=津山高2年)は4分18秒16をマークし、7位となった。

 前日の予選は1組6着で通過。終盤は予選落ちとなる7位との差を見極めながら、力を温存してフィニッシュした。迎えた決勝では田中希実(ニューバランス)が1人でペースメーカーについていく中、第2集団でレースを展開。だが、終盤で伸びを欠き、自己ベスト(4分15秒50)に及ばなかった。

 「ラスト1周の手前ぐらいまでは思い通りというか、順調なペースでいけた。でも、最後の300の切り替えのところで…。ラストの切り替えでどこまでいけるか練習していたけど、そこで切り替えられなかった」

 悔しさが残った初めての日本選手権。異次元の走りを見せた憧れの存在、田中希実について問われると「速いペースで1人でもいけるところは本当に凄いと思うし、本当に尊敬できる」と話した。

 今後はホクレンディスタンスを挟み、高校日本一を決める全国高校総体に臨む予定。「決勝で自分の思うようなレースができずに終わってしまったという悔しさがある。次のインターハイや世界大会に向けて修正したい」と前を向いた。

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