1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神・岡田監督号令 野口よ、前川に続け! プロ2年目で初昇格 1軍定着へ打撃で猛アピールだ

スポニチアネックス / 2024年6月29日 5時16分

打撃練習する阪神・野口(撮影・大森 寛明)

 待ちに待った1軍舞台は目の前だ。阪神2年目の野口がプロ初昇格。ヤクルト戦は降雨中止となり、デビュー戦は29日以降に持ち越しとなったが、その時へ向けて強い意気込みを明かした。

 「もうやっていくだけだと思っている。バッティングで一番アピールしたい。しっかり気持ちを引き締めてやる。キャンプで1軍は経験しているので、それが生きている」

 セールスポイントは打力。当然ながら猛虎打線の起爆剤として期待がかかる。ウエスタン・リーグでは直近9試合連続安打と好調を維持。22日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(高槻萩谷)では今季191打席目で待望の“今季1号”を放つなど存在感を発揮。打撃不振により出場選手登録を抹消されたノイジーに代わって出場選手登録された。

 ようやくチャンスが到来した。昨年の秋季キャンプから岡田監督もパンチ力を含めた非凡な打撃センスを評価。支配下選手として迎えた今年2月の春季キャンプは初の1軍スタートだった。新戦力として期待されながらもオープン戦では4試合に出場して6打数無安打と低迷。1軍クラスの投手相手には本来のスイングをさせてもらえず、今季の開幕は2軍スタート。その悔しさを糧に2軍で結果を出し、地道にアピールを続けてきた。

 チームとしても連覇を狙う上では新戦力の台頭をテーマとしていた。最近では前川が4試合連続安打を放つなど急成長。さらには7日には豊田も今季初昇格を果たした。指揮官は7月23日の球宴までを「一つの区切り」と位置づける。そこまで1軍に同行し続けることが重要。即先発について虎の将は「前川が怒る」と否定的ながらも「いい姿を見せてほしい。ああいう若い選手が出てきたら活性化にもなる」と大きな期待を寄せた。勝負の秋へ向けて若い力が連覇へのカギになる。(杉原 瑠夏)

 ◇野口 恭佑(のぐち・きょうすけ)2000年(平12)7月17日生まれ、長崎県出身の23歳。創成館では1年秋からベンチ入りし、3年春夏に甲子園出場。九産大では4年春に九州六大学リーグでベストナイン。22年育成ドラフト1位で阪神入り。23年は2軍で67試合に出場し打率.303、6本塁打、18打点。11月14日の契約更改時に支配下選手へ昇格。1メートル80、86キロ。右投げ右打ち。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください