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ソフトバンク・近藤 リーグ2冠弾! 6月6本目で山川に並んだ12号 打点も6差2位で3冠夢じゃない

スポニチアネックス / 2024年6月29日 5時2分

<日・ソ>2回、先制ソロを放つソフトバンク・近藤(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク5ー1日本ハム(2024年6月28日 エスコンF)

 ついに並んだ!ソフトバンクの近藤健介外野手(30)は28日、日本ハム戦の2回に先制の左越えソロを放った。リーグトップの山川穂高内野手(32)に並ぶ12号。山川が足踏みする中、6月に入って6本塁打で追いついた。打率・346もリーグ1位、43打点も山川を6差で追う2位と3冠が狙える勢いだ。チームは9カード連続で初戦を制し、貯金を今季最多タイ26とした。

 近藤が2回に貫禄の一発を放った。日本ハムの先発・山崎が外角に投じた直球を仕留め逆方向へ運んだ。「追い込まれてから粘ることができた。しっかりバットに乗ってくれた」。打球は左翼席へ。山川と並んでリーグトップの12号先制ソロとなった。

 2球で追い込まれながら、そこから粘っての一撃だった。自打球が左太腿に直撃して苦悶の表情を浮かべるアクシデントに見舞われながらも、2ボール2ストライクからの8球目を捉えた。

 日本ハム在籍時は21年の11本塁打が最多だったが、あくなき向上心で昨季から長打率が大幅アップした。現在、打率・346、12本塁打でリーグ2冠。43打点も2位でトップの山川に6差とした。昨季は本塁打と打点の2冠に輝くも打率が2位で3冠を逃したが、今季も偉業が狙える位置につけている。投高打低の中での圧巻の成績を小久保監督は「技術が抜けてるからですよ」と称賛する。

 近藤自身は「タイトルは最後についてくればいい。いいところでの打点や1本を意識したい」とのスタンスを貫く。あえて「こだわるとすれば…」と口にしているのが現在12球団で唯一の4割超えとなる・449をマークしている出塁率だ。「僕はそれで生きてきた選手でもある」。ボール球を見極めて、ストライクゾーンの球をしっかり仕留める。ブレない打撃で高みへと向かっている。

 日本ハム時代の盟友で昨年のWBCでは侍ジャパンで世界一に貢献したドジャース・大谷も現在、本塁打と打点のリーグ2冠。「レベルが違うところでやってるので。そこは何とも言えないですけど、お互い頑張れればなとは思います。凄いなと思いながら見ているので。ホームランはホームランですけど飛距離が凄い。うらやましく思いますし」と笑みを浮かべた。

 チームは9カード連続で初戦をものにし、貯金を再び26とした。ハイペースで白星を重ねているチームと同様に、近藤のバットも止まらない。 (木下 大一)

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