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西武・今井 楽天に13連勝 124球熱投で8回零封 金曜連敗7で止めた

スポニチアネックス / 2024年6月29日 5時31分

<西・楽>4回、ピンチの場面で浅村から三振を奪い、雄叫びを上げる今井(撮影・木村 揚輔)

 ◇パ・リーグ 西武4―0楽天(2024年6月28日 山形市)

 どんな策にも動じず、淡々と0を並べる。西武・今井が楽天キラーぶりを発揮して1カ月半ぶりの4勝目をマーク。同戦は21年から13連勝、今季は4戦4勝とし「スコアラーさんや良いリードをしてくれた古賀のおかげです」と感謝した。

 8回7安打無失点、124球の熱投劇だ。相手打線は辰己、試合前時点で対戦打率・571の鈴木大を今季初の1、2番コンビで起用するなど「打倒今井」対策で臨んできた。初回無死二塁は鈴木大を見逃し三振。その後1死一、二塁でフランコ、渡辺佳を二ゴロに封じて先制点を与えなかった。ピンチではギアを上げ、6度も得点圏に走者を背負うも、最後までホームベースを踏ませなかった。

 チーム今季ワーストタイの8連敗となった11日の広島戦。7回2失点で黒星を喫した今井はグラウンドで涙を流した。8年目で初の開幕投手を託され、今やチームを背負う立場。試合後には涙の理由を「連敗中の雰囲気を何とか変えたかったけど、チームが勝てずに悔しかった」と語るなど、頭にあるのは常にチームのことだけだ。

 金曜日の連敗を7で止め、奪三振数99はリーグトップ。チームは引き分けを挟んで6月初の連勝。初登板の山形で、東北の西武ファンに諦めない姿勢を見せつけた。(福井 亮太)

 ≪菊池雄星に並ぶ最多記録≫今井(西)が21年10月15日から対楽天戦13連勝。同一カードの最多連勝記録は、稲尾和久(西鉄)が56~59年に近鉄戦でマークした22連勝だが、対楽天戦の連勝としては、16~18年菊池雄星(西)の13連勝に並ぶ最多記録になった。

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