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ド軍指揮官 好投したジ軍の先発右腕に「ボールはよく動いていた。最高の投手の一人」と脱帽

スポニチアネックス / 2024年6月29日 15時3分

ジャイアンツ戦前に取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ ドジャース3―5ジャイアンツ(2024年6月28日 サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。第4打席に3試合連続とする安打を放ったが、第1、2打席は微妙な球審のストライク判定にも泣き、3打数1安打だった。安打を打てば24戦全勝と不敗神話を誇っていたミゲル・ロハス内野手(35)の安打から2点を先制したが、チームは9回に同点に追いつく粘りを見せながらサヨナラ負けを喫して不敗神話もストップ。連勝が4で止まった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は7回5安打2失点に抑えられた相手先発ウェブについて「ウェブのボールはよく動いていた。攻略は難しい。彼は最高の投手の一人。いいリズムに乗っていた。6回に球数を増やすことに成功したが、また良い投球をされた」と振り返った。

 また、ナ・リーグ西地区のライバル、ジャイアンツについても「昔からジャイアンツはホームでいいプレーをする。どこが相手でもね。いつも粘り強いので、我々も出来る時に得点を重ねないといけない。今夜はチャンスがあまりなかったのは確か。完璧でなければ試合に負ける。何か理由があると思う。同地区のライバル。彼らはベストを尽くして私たちと対戦する。ウェブの投球も感情が伝わってくる。何か理由があるのかもしれない。私たちもベストを尽くして、あらゆることをやっている」と話した。

 大谷は右腕ウェブとの対戦となった第1打席。内角高めにシンカーとカットボールを投げ込まれて2球で追い込まれると、3球目の内角を狙ったシンカーはシュート回転をして外角に流れる球となった。中継のストライクゾーン表示では外角ボール球と表示される一投だったが、球審はストライクのコール。大谷は驚いた様子で舌を出し、納得いかない様子で首を振りながらベンチに戻った。

 第2打席も際どい判定に泣いた。ボールが2球続いた後の3球目のチェンジアップも明らかなボールゾーンへの投球に見えたが球審はストライクの判定。4球目の外角高めカットボールも際どいゾーンへの投球だったがストライクと判定され、大谷は思わずタイムを要求。ドジャースファンとみられるファンからは悲鳴が上がった。5球目のシンカーは二遊間へはじき返したが、遊撃アーメドが好捕。素早く一塁へ転送されて間一髪アウトとなった。

 5回にロハスが右前打で出塁すると、ラックスが適時二塁打を放って先制。大谷が無死三塁で申告敬遠で歩かされて一、三塁となると2番スミスが中前に適時打を放った。しかし、その裏にジャイアンツのマトスが反撃のソロを放つと、6回にチャプマンが左越えに勝ち越し2ランを放った。

 大谷は2―3で迎えた先頭打者の8回は下手投げ右腕のタイラー・ロジャーズとの対戦。カウント1―1から内角高めのシンカーを強引に一、二塁間へ引っ張り込んだ。一塁ウェイドが打球を捕球してベースカバーに走るロジャーズへ転送したが、ロジャーズが捕球できず。タイミングもセーフで、一塁内野安打となった。この安打で打率.322とし、首位打者はキープした。

 チームは9回にジャイアンツの守護神ドバルに対し、先頭のパエスが三塁打で出塁。ヘイワードが犠飛を打ち上げて同点に追いついた。しかし、その裏に5番手で登板したトライネンが無死一塁からワイズリーにサヨナラ2ランを被弾。今季4度目のサヨナラ負けを喫した。

 大谷は25、26日のホワイトソックス戦で、球団では初めてとなる敵地での2戦連続先頭打者本塁打を記録。3戦連続の先頭打者弾となれば、昨年8月のバードゥーゴ(レッドソックス)以来、メジャー史上4人目の快挙だったが、惜しくも達成はならなかった。

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