巨人 首位・広島に連勝ならず、勝率5割逆戻り 同点の9回、バルドナードが勝ち越しソロ被弾

＜巨・広（11）＞9回、菊池に勝ち越しソロを浴びたバルドナード　（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　巨人1－2広島（2024年6月29日　東京D）

　巨人は29日、首位・広島と対戦。1－2で敗れ、連勝はならなかった。34勝34敗5分けとなり、勝率は5割に逆戻りした。

　前夜は延長戦の末に丸の5号ソロで劇的なサヨナラ勝ち。

　一夜明けたこの日、先発左腕のグリフィンは8回2安打12奪三振と力投。

　打線は広島の先発右腕・大瀬良の前に6回まで2安打と沈黙。7回、吉川の右前打と岡本和の左翼線二塁打で二、三塁とチャンスをつくった。だが、広島救援陣の前にタイムリーが出なかった。

　それでも1点を追う8回、満塁のチャンスでヘルナンデスが一塁へ適時内野安打で同点に追いついた。

　しかし、9回から登板したバルドナードが菊池に勝ち越しソロを被弾。3試合連続失点を喫した。直後の攻撃も1死一、二塁のチャンスをつくったが1本が出なかった。

　▼バルドナード　（ソロの打たれた球は）ボール自体はそんなに悪いところには行ってなかったのかなと思う。当然毎回、自分のベストピッチをしようと思って投げて、その後に起きることはコントロールできないので、必ずしも良い結果が出ない時もある。大事なのはやっぱりこれからも自信を失わずに、継続してしっかりいいピッチングをしていくこと。