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150キロ超投手そろう大学ジャパン 慶大の「ミスターコントロール」外丸東真の「生存戦略」 

スポニチアネックス / 2024年6月29日 18時5分

<大学侍ジャパン合宿・1日目>投内連携を確認する外丸(撮影・藤山 由理)

 7月にチェコで開催される「プラハ・ベースボールウイーク」などを戦う侍ジャパン大学代表が29日、神奈川県平塚市で行う5日間の直前合宿をスタートさせ、打撃練習やシートノックなどで汗を流した。堀井哲也監督(慶大監督兼任)は「このジャパンのユニホームを着る重さを感じました。選手も責任の重さを感じた1日だったと思います」と語った。

 初招集となった慶大の最速149キロ右腕・外丸東真投手(3年)は初のジャパン入り。今秋ドラフト1位候補に挙がる法大の右腕・篠木健太郎投手(4年)ら豪華布陣の11投手に名を連ね「本当にすばらしい選手しか集まっていない中で、メンバーに残れたことは自信になりました。うれしいと思うのと同時に、やっぱり日本代表としての責任があるので、背筋が伸びた感じです」と初日を振り返った。

 1メートル92の長身から角度のあるボールを繰り出す明大の右腕・高須大雅投手(3年)、球威はアマチュア球界屈指とされる愛工大の右腕・中村優斗投手(4年)ら逸材ぞろい。直球の平均球速でいえば140キロ前半の外丸は「やっぱり持ち味はコントロール。周りがめちゃくちゃ速い中で、無理についていこうとして力むのではなく、自分の持ち味を発揮することに集中したい」とジャパンにおける“生存戦略”を語った。

 外丸は内、外に投げ分けるスライダーとツーシームが武器。先発投手としてのゲームメーク力に長け、昨秋の明治神宮大会決勝では強打の青学大を完封し、日本一に輝いた。東京六大学野球が誇る「ミスターコントロール」が世界相手に、どのような投球を見せるか、注目だ。(柳内 遼平)

 ◇外丸 東真(そとまる・あづま)2004年(平16)2月22日生まれ、前橋市出身の20歳。小3から野球を始め、桂萱中では軟式野球部に所属。前橋育英では3年夏に甲子園出場。慶大では1年春からリーグ戦デビューし、通算39試合で14勝9敗、防御率2.04。遠投100メートル。50メートル走6秒3。1メートル73、75キロ。右投げ右打ち。

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