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【陸上】田中希実 5000m3連覇!3年連続2冠!800mから2時間後の独走劇に場内大拍手

スポニチアネックス / 2024年6月29日 18時15分

<陸上日本選手権第3日>女子5000メートル決勝、力走する田中希実(手前)(撮影・小海途 良幹)

 ◇陸上・日本選手権第3日(2024年6月29日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪の代表選考会を兼ねて行われ、女子5000メートルで田中希実(ニューバランス)が15分23秒72で3連覇を飾った。前日(28日)に5連覇を達成した1500メートルと合わせ、3年連続2冠の偉業となった。

 「1500や800より恐怖なく、自分の種目としてスタートラインに立てた。長い距離に今まで抵抗があったけど、今日に限ってはなんとなく落ち着くというか、走る時間を楽しめたかなと思う」

 この日は800メートル予選にも出場。3位でゴールしたのは午後3時40分で、2時間15分後に既にパリ五輪代表に決まっていた5000メートルの号砲を迎えた。

 1000メートル通過が3分19秒という超スローペース。ここで田中が先頭に立った。2000メートルまでの1000メートルは3分4秒とペースアップ。3000メートルでもうライバルはついていけない。今大会4レース目でも軽快なピッチは衰えず、独走劇に場内は大きな拍手に包まれた。

 4月から5月中旬までは「自分の武器が分からない」「つかみどころのない壁に当たっている」と心身ともに苦しんでいたが、5月末の5000メートルでのパリ切符を獲得を機に流れは好転。翌週に3000メートルで自身の持つ日本記録を更新し、その後のケニア合宿でも「今までで一番、練習の消化率が良かった手応えはある」と充実した日々を過ごしていた。

 今大会は1500メートルでもパリ五輪代表を決め、30日には800メートル決勝に臨む。驚異の中長距離3冠へ、スーパーエースが最後の力を振り絞る。

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