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川崎Fは追加点を奪えないまま終了間際に痛恨の失点 3試合連続の引き分け

スポニチアネックス / 2024年6月29日 21時12分

<川崎F・広島>前半、試合に臨む川崎F・鬼木監督(撮影・西海健太郎) 

 ◇明治安田J1リーグ第21節 川崎F1―1広島(2024年6月29日 UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu)

 川崎Fは3試合連続の引き分けに終わった。広島を相手に波状攻撃を仕掛けた前半23分にMF瀬古のシュートが相手に当たってコースが変わり、GKが弾いたボールにFWマルシーニョが右足で詰めて先制点を挙げた。

 上り調子のアタッカーはリーグ戦3戦連発で、ソニー仙台(JFL)を破った12日の天皇杯2回戦から公式戦5試合で4得点。広島戦に向けて鬼木監督が「(得点して)本人の自信につながるのはいいが、もっと精度は上げてほしい。もっと取れると思っている」とさらに数字を求めたほど期待値は高い。後半に入っても鋭いドリブル突破を見せるなど存在感を放ったが、後半20分に退いた。

 その後は追加点を奪えない中で体を張った粘り強い守備を見せていた川崎Fだが、後半43分に痛恨の失点。相手のシュートがDFジェジエウに当たってコースが変わり、GK鄭成龍(チョン・ソンリョン)が逆を突かれる形になった。8試合ぶりの零封を目前にしながら勝ち点3を手にすることはできなかった。

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