ロバート秋山竜次 大河ドラマ「光る君へ」出演俳優で秋山だけができたこととは…「僕だけが始まりから」

ロバート・秋山竜次

　お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次（45）が29日放送のNHK・Eテレ「沼にハマってきいてみた」（土曜後8・00）に出演し、出演中の大河ドラマ「光る君へ」（日曜後8・00）の撮影での裏話を明かした。

　大河ドラマ初出演で、藤原小野宮流の当主・藤原実資役を演じる秋山。セリフにある聞きなれない単語に苦戦しているといい、「毎回台本見ながら、聞いたことない単語のオンパレードなのでまず調べながら。発音もあるし。検非違使別当、（別当のアクセントを）自分で勝手に決めていくと稽古の時に“違う”って言われたらもう…これで覚えちゃってるから！もう崩壊しそうだから！ってなるから先に聞いて」と話した。

　それでも、出演する俳優の中で唯一秋山だけができたことがあるという。「僕だけですよ。始まりから自分の髪で、ロン毛で髪やったの。カツラに1回も頼らず」と最初から地毛で役の髪形に結えたのは秋山ただ1人だったことを明かした。番組MCのラランド・サーヤが「光り方も当時の人みたい」と言うと、秋山は「もともと椿油塗りたくってるから。昔の人もそうだったのかな」とうなずいていた。

　「源氏物語」といえば大和和紀氏による漫画「あさきゆめみし」も1970年代の連載開始から幅広い世代に読み継がれている。秋山は、実資が「頭中将」という役職であることから、源氏物語では光源氏の友人、ライバルで「あさきゆめみし」では美男子として描かれた頭中将と比較されたという。

　番組で「あさきゆめみし」が紹介されると「このキャラにすげえ比べられた。みんなこのイメージやったのに、お前じゃないだろ！みたいな」と笑いを誘っていた。