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阪神・岡田監督 森下に怒!3タコで5回途中交代「ナンボ言うてもあかん」折り返し72戦目で4差3位後退

スポニチアネックス / 2024年6月30日 5時16分

<ヤ・神>完敗し厳しい表情で引き揚げる岡田監督(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神1-6ヤクルト(2024年6月29日 神宮)

 阪神は29日のヤクルト戦で序盤に守備の乱れもあって失点を重ねて敗れ、3位に転落した。岡田彰布監督(66)は好機を含む3打席凡退の3番・森下翔太外野手(23)を5回裏の守備から早々にベンチに下げ、苦言を呈した。シーズンの折り返しの72試合目に完敗。巨人に勝った首位・広島には今季最大に並ぶ4ゲーム差に引き離された。

 岡田監督は5回裏からベンチに下げた3打席凡退の森下をバッサリ斬った。

 「そんなん、悪いどころちゃうよ。一緒や。ナンボ言うてもあかんわ。昨日のミーティングを(報道陣に)聞かせてやりたいわ。ナンボ言うても一緒や」

 初回は当てただけの遊ゴロ、2死二塁の3回は空振り三振。1点を返した5回、なお2死一、三塁ではスライダーに差し込まれる形で二ゴロに倒れた。

 目立ったのは、決して状態が良くない奥川に対して、ストライクゾーンの直球を打ち損じてファウルにしたこと、曲がりの大きなボール気味のカーブを空振りしたこと。前日の指示は不明ながら、こうした内容に不満を覚え、4点を追いかける展開での3番打者の交代につながった可能性がある。

 本人は「ちょっとふがいないバッティングだったと思う。結果が出ていないので(状態は)良くないと思う。修正したい」と悔やんだ。きょう30日には2戦連続で欠場した近本が先発に戻り、逆にチーム最多30打点の森下がベンチスタートになる可能性が出てきた。

 守備のほころびも痛かった。3回1死一塁からオスナの二ゴロで中野からの送球を、小幡がポロリとやった。併殺コースが一転、一、二塁に窮地が拡大。初回3失点から立ち直りかけた伊藤将の首を絞めた。直後の3連打で2点を追加され、3回までに5点を失ったことが敗因になった。

 「あれをゲッツーに取ってたら、別にどうってことなかったよ。バッターの足と、打球の速さを考えたら、1個ずつポンポンとやってもゲッツーを取れるやろ?」

 折り返しの72試合目に後味の悪い負け方をした。3位に転落し、首位・広島とは4差。4月13日に中日、6月15日に広島につけられた今季の首位との最大ゲーム差に並んだ。

 1得点にとどまり、2得点以下は12球団最多の46試合を数える。逆に3点以上を奪えば、強力投手陣をバックにして、22勝4敗と圧倒的な数字を誇る。歴史的な「投高打低」が続くシーズン。残り71試合は「3点」が勝敗の分岐点になりそうだ。(倉世古 洋平)

 《貯金1》阪神はシーズン中間地点の72試合目で34勝33敗5分けの貯金1とし、2年連続の勝ち越しターン。ただし昨季(7月1日)は41勝29敗2分けの貯金12で2位・DeNAに2ゲーム差の首位。今季は首位・広島から4ゲーム差の3位。

 ▼阪神・小幡 (3回の二ゴロで送球を捕球ミス)反応が遅れた。全然カバーできる範囲ではあったので。(伊藤)将司さんに申し訳ない。

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