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大谷翔平をほうふつ!! ソフトバンク・近藤は「6月男」 6月は打率・408、7本塁打、22打点

スポニチアネックス / 2024年6月30日 6時2分

<日・ソ>5回、3ランを放つ近藤(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク7-1日本ハム(2024年6月29日 エスコンF)

 ソフトバンクの近藤健介外野手(30)は29日、日本ハム戦の5回にリーグ単独トップに立つ右越え13号3ランを放った。6月は打率・408、7本塁打、22打点と破竹の勢い。日本ハム時代の盟友、ドジャースの大谷翔平投手(29)同様に「ミスター・ジューン」と呼ぶに値する活躍だ。打率との2冠王で2位の打点もトップの同僚・山川に3差に迫った。チームは2連勝で貯金を今季最多27とした。

 高い打撃技術を誇る近藤をして「驚き」と口にする一撃となった。5回2死一、二塁の場面で日本ハムの先発・伊藤が内角に投じたスライダーを完璧に捉えた。

 高々と舞い上がった打球は右翼フェンス奥にある日本ハムブルペンへ。「難しいボールだったので自分でも驚きのホームランでした。二度とできないようなうまいバッティングができた。本当にどうやって打ったか覚えてない。体で反応したので。うまくバットが抜けてくれたという感じ」。2戦連続の13号でチームメートの山川を抜いてリーグ単独トップに立った。

 昨季は本塁打、打点の2冠に輝いた。打率は1位の頓宮(オリックス)と4厘差の2位で惜しくも3冠王を逃した。今季はここまで打率・352、13本塁打、46打点。打率と本塁打の2冠、打点もトップの山川に3差に迫った。「山川さんが本調子になったらあっという間に突き放されると思うので。それまでにしっかり打っときたいと思います」と3度の本塁打王の実績を誇る4番に敬意を込めながら話した。

 6月は打率・408、7本塁打、22打点をマークする大暴れ。こだわりを持つ出塁率も全22試合で出塁して5割を上回った。振り返れば昨季も5月を終えた時点では打率・247、5本塁打、25打点だったが、6月には打率・342、6本塁打、17打点と快音を響かせ、そこから軌道に乗っていった。

 メジャーでは日本ハム時代の盟友で昨年WBCでともに世界一に輝いたドジャースの大谷が同じく打率、本塁打でナ・リーグ2冠と活躍している。「凄いなと思いながら見ている。刺激にはならないですよ」と謙虚だが、大谷を彷彿(ほうふつ)させる“ミスター・ジューン”ぶりだ。「数字が残っているのはいいことだと思う。シーズンで一回り、二回り、三回りと進んでいっている。ある程度、投手の状態だったりに慣れてきたのもあるのかなと思います」と手応えを口にした。

 これで貯金は今季最多の27。6月はオール勝ち越しとなる、8カード連続の勝ち越しを決めた。頼もしい近藤のバットが首位快走の原動力になっている。 (木下 大一)

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