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北九州が開幕戦で勝利 4強進出したOBの楽天・渡辺翔を超える“熱い”夏に

スポニチアネックス / 2024年6月30日 5時32分

<北九州・玄界>初回のピンチを切り抜け、元気にベンチへ戻る北九州・谷元(右から2人目)(撮影・成瀬 徹)

 ◇第106回全国高校野球選手権福岡大会 2回戦 北九州4―0玄界(2024年6月29日 北九州市民)

 第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の出場校を決める地方大会は29日、福岡大会が九州のトップを切って開幕した。2回戦1試合が行われ、北九州が玄界に4―0で開幕戦に勝利。背番号10の谷元魁斗投手(3年)が7回4安打無失点と好投した。OBで昨年8勝を挙げた楽天の渡辺翔太投手(23)に刺激を受けるナインが躍動した。

 背番号10の背中が大きく見えた。北九州は1メートル78、63キロの細身の右腕、谷元が110キロ台の直球と80~90キロ台のスローカーブなどを駆使して、7回4安打無失点の好投。「バッター陣に流れがいくようなピッチングができた」と胸を張った。

 “頑張りどころ”だったのは1点リードの6回1死二塁。安打性の打球を二塁手の塚本幹也(3年)が好捕するも、一塁送球した際に左肩を脱臼して交代した。5人しかいない同じ3年生の懸命なプレーに「ここで頑張るとギアを上げた」。後続を抑えてピンチを脱した。帽子のつばに書いてある「頑張りどころ」の言葉もパワーになった。クラスメートがピンチでもうひと踏ん張りしてほしいという思いを込めて書いてくれた言葉で「そのおかげでもあります」と笑みを浮かべた。

 ルーキーだった昨季8勝を挙げた楽天・渡辺翔の母校。費用を一部負担してくれたバスを野球部は使用している。谷元は「自分たちも応援されている気持ちになる。もっと頑張れます」と励みにしている。4強まで勝ち進んだ渡辺先輩の代よりも熱い夏にする。(杉浦 友樹)

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