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男子100mは大混戦 残り2枠!10秒11トップ通過の坂井に東田、デーデー、柳田、桐生も!

スポニチアネックス / 2024年6月30日 4時31分

<陸上日本選手権 第3日>男子100メートル準決勝、決勝進出を決める坂井隆一郎(右)(撮影・平嶋 理子)

 ◇陸上・日本選手権第3日(2024年6月29日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 大トリを飾る男子100メートル決勝が、大混戦となった。準決勝の全体トップは2組1着の坂井で、前回覇者が10秒11と実力を示した。28歳の東田が1組1着の10秒16、デーデーが3組トップの10秒18で続いた。残りは2枠。既に内定しているサニブラウンが今大会の出場を見送っており、坂井は「ハキーム選手がいない分、見に来て良かったと思える走りを自分がしたい」と意気込んだ。

 資格記録トップとなる10秒02の自己ベストを持つ20歳の柳田は1組2着の10秒20と状態が上がりきらず。ちょうど2週間前に追い風参考で9秒97を出したが「2着だったけど次に行けた。今は十分」と割り切り「変な走りをすると一生後悔する」と気合を入れた。

 ともに自己ベスト9秒98を持つ小池は準決勝1組5着の10秒34で敗れ、桐生は3組2着の10秒20で決勝に駒を進めた。東京五輪の400メートルリレーメンバー最後のとりでとして「(欠場の)多田とか山縣さんは勝負のスタートに立てなかった。明日は何も考えずガツンといきたい」と語った。

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