阪神・森下 練習中に水口打撃コーチと綿密意見交換 前日に岡田監督から「悪いどころちゃう」と苦言

＜ヤ・神＞　水口コーチ（右）と言葉を交わしながらティー打撃する森下　（撮影・須田　麻祐子）

　◇セ・リーグ　阪神－ヤクルト（2024年6月30日　神宮）

　阪神の森下が30日、ヤクルト戦の試合前練習で水口打撃コーチと綿密に意見交換をする場面があった。

　フリー打撃前のティー打撃で、数分にわたってコミュニケーションを取った。森下が一方的に話を聞くのではなく、自分の感覚や考えなどを伝えたように見えた。スイングのイメージを共有するしたとみられる。その後、水口コーチのトスを数球打ってから打撃ケージに向かった。

　1―6で敗れた前日、3打席凡退に倒れ、5回の守りからベンチに退いた。岡田監督からは試合後、「悪いどころちゃうよ。一緒や、ナンボ言うてもあかんわ」と苦言を呈された。交流戦終了後から、岡田監督は森下にスイングを修正するように求めている。