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【高校野球】兵庫開幕!報徳学園・今朝丸が背番号1襲名、昨夏の雪辱へ「勝って泣く」

スポニチアネックス / 2024年6月30日 12時54分

<兵庫県大会開会式>入場行進する報徳学園・今朝丸 裕喜(左2人目)(撮影・後藤 正志)

 第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)兵庫大会の開会式が30日、明石市内の明石トーカロ球場で行われた。

 県伊丹の保田聖翔主将(3年)が選手宣誓を務め、「家族、仲間、先生、先輩の思いをつなぎ、全員野球で一投一打にかけて戦うことを誓います」などと力強く宣言した。

 報徳学園の今朝丸裕喜(3年)は、背番号1を背負って行進した。今春選抜の10番から昇格し、「背番号1は重い。責任感がある」と気を引き締めた。

 昨夏の兵庫大会は5回戦で神戸国際大付に敗れて敗退。「去年悔しい思いをしたので、今年は勝って泣いて甲子園に行きたいです」と決意を新たにした。

 <選手宣誓全文>

 106年前の夏、名も知らぬ先輩から始まった伝統。それは時代の変化に合わせて進化してきた足跡です。

 30年前、ここ兵庫を襲った阪神淡路大震災。計り知れない不安と困難をわたしたちの先輩は味わいました。しかし、その困難の中でも“がんばろう神戸”を合言葉に高校野球の伝統は紡がれてきました。

 私たちも新型コロナウイルスによって甲子園への道を絶たれた先輩の姿を目の当たりにしました。その行き場のない悔しさを受け継いだわたしたちは仲間と困難を乗り越え、今日この舞台に立っています。

 不易と流行。先輩たちから受け継いだ諦めない気持ちは変えてはいけない。そして、そこに自分たちの思いを融合させ、伝統を進化させる。

 がんばろう兵庫、がんばろう高校野球。家族、仲間、先生、先輩の思いをつなぎ、全員野球で一投一打にかけて戦うことを誓います。

 令和6年6月30日 兵庫県立伊丹高高等学校硬式野球部主将 保田聖翔

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