高知東生 10年以上離れていた薬物「高揚感で爆発」忘れられず 気付けば「コントロールできない頻度に」

高知東生

　俳優の高知東生（59）が29日、ABEMA「ABEMA NEWS」に出演。逮捕される1年前を振り返った。

　16年に覚醒剤取締法違反（所持、使用）などの罪に問われ、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。

　ディスコで出会った人間との交流がきっかけで、薬物に手を染めた高知。「その時の人間関係や環境で、やったりやらなかったり」と話し、出演者から「1回やってから抜けられなくなったってわけではない？」と問われると「全然ないですね」と答えた。

　「10何年やらなかったりというなか、逮捕の1年前、またやり始めて。その頻度は多くなってきた。自分の中のストレスが解消されない。そうなると頭のどこかで、スッキリするというか高揚感で爆発して忘れられるという薬物が残ってた。そっちに走ってしまった」と説明。

　「そうなると頭の中では“やばい”と。コントロールできないぐらいの頻度になっている。このままでは全て終わっちゃう」と断薬を考えたことも。

　「僕は薬物を相手と一緒に使ってた。その相手に“このままだと捕まって全て終わっちゃうからやめないか”って言ってた。けど、相手は“今まで捕まってないから大丈夫だ”って」「今度は相手が“やめよう”って言ってきても、僕は“大丈夫だよ”って。結局、考えがすれ違いになっちゃって2016年の6月24日に逮捕されてしまう」と話した。